あたしはジリジリと後ろにさがる。





しかし、蒼もそれに合わせてジリジリとあたしに近寄る。



「ったくも-!!近寄らないで!!!!邪魔だって!!!!!」

右肩にカバンを担いでいるから、左手で蒼の胸元を押して抵抗するが・・




さすが男の子、効果は無い。





「嫌い、嫌い、大っ嫌い-!!!」


必死に抵抗したけど、もう後がなく後ろは壁。





すると、急に左腕を掴まれ・・・






ダンッ



「いった!!何すんの?!バカ蒼!!!!」


ジタバタ動く・・



そんなあたしを見て、ニヤリと笑う蒼。