「なに言ってんの!風邪さえひいてなければ学校に行きなさい!!」

お母さんのケチ………

何も知らないくせに…

「ほら、さっさと行った行った!」

「わかったよ…いってきます…」


バタンッ!





………………………いやだな…

もう、校門までついちゃったし…

どーしよー…サボりたいなー

「しほ!おはよ^^!」

相馬くんが後ろから声をかけてきた。

「あ、おはよ…」

「しほ、あのさ…」

「しーほーちゃん❤一緒に教室いこ!」

びくっ

相馬くんと一緒のとこどーおもった?

なあちゃんが怖い…

「え、あ、あぁ、うん」

なあちゃんは何も言わずずっと笑っている。

「あ、あのね、相馬くんのことだけど…」

怖い…

「あーそんなこと気にしてたのぉ?全然気にしてないよ!それよりも教室に着くまでにこの手紙読んでおいてねー❤」

そんなこと…か

まあ、いーや…

てか、

「この手紙なに?」

「いーから読んでおいてね!あたしいろいろとやらなくちゃいけないから先いってるね♪」

「あーうん…」

何この手紙…


カサッ