「ふぁぁ〜。」


目が覚めると、もう朝になっていた。
よく眠れたー。

何か横に気配を感じて
向くと、

「わぁぁッッ!」

すぐ隣に、美香の顔があった。

「美香っ!もうびっくりするなぁ。
おはよう。どうしたの?」

「昨日の夜、目が覚めたら
楓いなかった。どこに行ってたの?」

「えっ…!起きたの?」

「教えなさいっ!」

美香の顔は
私の顔にどんどん迫ってくる。

「わ、わかったよー。」