「…ね、悠斗…?」

「…どーした?」

「…なんでもない。」

「ぷっ…。へんな奴。」

呼んだだけかよ、なんて言って

笑っている悠斗。

真っ暗な部屋の中で、

ひたすら時間だけが過ぎる。