「だからなんだって言うのよ。」



華「は…?」



「甘えてんじゃないわよ。
生きていくために仕方ない?
努力する前に体で解決させようとしたから悪いんじゃないの?」



華「あんたに何がわかるのよ!!
どうせなんの苦労もせずに、なんとなくでここへ来たんでしょ!?」



「わかりたくもない。
それに私だって苦労してきたわ。
これでもまだ未成年だし。」








華「は……?」




いきなりのカミングアウトに目が点になっている。
まぁそうなるのも無理はないよね。
成人してたと思いきや、まさかの未成年ですーとか…私でも多分驚くと思うし。





華「なんでそんな子供がここにいんのよ…。」



「こっちにだって事情があるのよ。
それより私もう帰る。

眠いし。」





めんどくさくなって正直帰りたくないがそう言って鞄を持ち、立ち上がった。
すると慌てて柚が止めに入った。




柚「まだ終わってねぇから帰んな!!」



「育斗…多分外で待ってると思うんだけど?」



柚「お疲れ!!
また明日、よろしくな!!」





切り替え早っ!!
許可を貰った所で私は育斗がいるであろう出入り口へ向かった。




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