「そうですね。
そこは感謝します。
…ですがこれは私の家族の問題であって他人に話すようなことではありません。」
育「俺は若葉の力になりたいんだ。」
「自分で解決できます。」
育「っ……出来てねぇからこんなことになってんだろうが!!
いい加減俺らを…俺を頼れよ!!」
いきなり怒鳴られ、何も声がでなくなった。
柚「どれだけ力になれるか…それはわからない。
けどな、少しくらい頼ってくれたっていいんじゃねぇの?」
「他人に言うようなことじゃないし…。」
柚「またそれかよ…。
つーか俺らは他人じゃねぇよ!!
こうやって関わってんだから他人じゃねぇ!!
いいから話せ!!
店から追い出すぞ!!」
……それ職務乱用じゃね?
めちゃくちゃすぎるし…
このまま言わないでいてもしつこく聞いてくると思うと気が重い…。
だからといって話すのもどうかと…。
どうしようか悩んでいると育斗に手を握られた。
育「1人で背負うな。
今は俺がいるだろう…?」
育斗の言葉に何故か涙がでてきた。
よくわからないけど…涙が止まらなかった。
育「ゆっくりでいいから…吐き出してみろよ。」
そしてそのまま流されるようにして言った。
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