あたしは1週間前と同じようにドアを思いっきりあけた。
ダンッ……!!
木端微塵になっちゃったけど気にしないでおこう。
「赤龍の皆さん。お久しぶりです」
京夜「そんな戯言いうなよ」
「そんなこと言わずに、仲良く喋りましょうよ。……って言っても今から自分の族を潰そうとしている人と仲良くできない…かぁ」
京夜「おれらは潰されねぇよ」
「総長さーん。強がってるだけで本当はわかっているんじゃないの?あたしに潰されるってこと。あたしに敵わないってこと」
京夜、強がってても無駄だよ?
あたしは、もっと怖い思いをしたんだから。