次の日、学校に来ると隣の席の田中ミカさんが手紙をくれた。

「ミカさん、これは?」

「ミカでいいよ。その手紙はミコノちゃんの机の上に置いてあったの」

それをミカちゃんがどうして?と視線で訴えると

「んー、風で飛ばされそうになってたから。勝手に取っちゃってごめんね?」

なるほど。私の席は窓際、今日は風が強いので飛ばされそうになるのもおかしくない。

「ううん。わざわざありがとう!ミカちゃん!」

「どういたしまして!私もミコノちゃんって呼んでいいかな?」

「いいともー!」

ミカちゃんという友達が出来た!!