朝が来る








足を抱えてケータイを握りしめたまま。。



「ずっと起きてたの?」




目をこすりながら葵が心配そうに見てる





「うん。なんとなくね」





「そっか」





今日から会社はお盆休み



「ちょっと散歩いかない?」



「いいよ」




葵を誘い、近くのコンビニまで歩く事にした




「アタシね、高井さんが好きなんだ」




「分かってるよ」




「本当に。。。


本当に。。。




高井さんが好き」






「うん。分かってるから」







「大きな声で叫んじゃえば?(笑)」





「それやばくなぃ??(笑)」





葵がいてくれて本当によかった。。。




今までどれだけ葵に助けてもらっただろう