・・・・高井さんに会いたい




X'masだし彼女と一緒かな。。。




そんな事を思いながら窓の外を見る





部屋から見えるイルミネーションが一層寂しくさせた





21時。。


まだ早いけど半身浴でもしながらお風呂入ろっ。













ピンポーン







・・・・誰だろ







ピンポーン  ピンポーン



少しだけドアを開けて外を覗く






葵?







「どおしたぁ?拓は?」








「沙希ぃ。。。」







「温かいものでも入れるから入って」









「あ、あのね拓ちゃんと。。。。ご飯食べに。。。




行ったんだけど。。。」










「ゆっくりでいいよ」




「拓ちゃん大切に思ってる人がいるって。。。」



「。。。。」




「それでもいいっていったんだけど。。。」





そこまで話して泣き崩れた





葵のこんな姿初めて見た




葵の気持ちが分かるからこれ以上何も言えない



葵はそのまま泣き疲れて寝てしまった