ｿﾚﾃﾞﾓ････

｢香川さん!!｣












はぃ。。。














｢香川さん!｣















振り返っても誰もいなぃ









??






交差点の向こうから人が走ってくる















｢沙希｣













。。。











高井さん?








でも。。。










茶色のｻﾝｸﾞﾗｽを外す















｢沙希っ｣







｢高井さん｣

















高井さんの胸の温もりはあの日のままで我慢してたｱﾀｼの感情が噴き出す
















｢ひどいょ｣













｢会いたかった｣







｢でもっ!｣






抱きしめられた手に力が入る








｢沙希、会いたかったよ｣




｢でもっ｣








｢ｺﾞﾒﾝな｣






混乱してるｱﾀｼの顔をじっと見る






｢沙希がいなぃとﾀﾞﾒだった。


でも一緒にいても傷つけるだけで。。


だったら、俺、中田さんにもﾌｧﾝのみんなにも認めてもらおうって思った。




とったよ最優秀!｣







｢。。。｣






｢もぅ沙希を悲しませなぃから｣






｢。。。｣







｢結婚してほしい｣