マサキが俺が払うって聞かないからごちそうになり店をでた
「じゃあ昼からもがんばろっ」
2人で席に戻る
自分が楽しんでる事に罪悪感を感じながらも
これは仕事だから
と言い聞かせる
仕事中はお互い一つのゴールに向かって必死で働いた
「あー背中痛いぃ」
背伸びをするアタシに優しく笑いかけるマサキが少しかっこよく見える
アタシ何考えてるんだろ
寂しいからってそれはない
「じゃあこのくらいで。
沙希ありがとう」
「いえいえ」
「俺車だから送ろうか?」
「ううん。アタシ一回会社戻るし」
そういってタクシー券を見せる
「じゃあまた明日もお願いします」
「はぃ」
「お先に失礼します」
そういって設計事務所を後にした