「ほんと疲れたぁ。。。人が多いと疲れるね。。」
「もぅすでに腰とか痛いもん。。。」
「それは年のせいじゃない?」
「かもね。。。」
ここからだと劇場が近い
「あっあの人見たことある」
葵の指差す方を見るとアタシが今一番会いたくない人がいた。
「。。。。。中田さん」
こっちの視線に気づいたのかアタシ達の方を見る。
気まずいっていうのが表情に出てしまってるのが自分でも分かる。
。。。。こっちに来る
「・・・・こんにちゎ」
「こんにちわ」
「あ、あの。。。。」
「今祐介大切な時期だから。。。。」
「。。。。。。。」
「別れて欲しいとは言わない。でも少しの間距離を置いて欲しい。」
「。。。。。。」
この人にこの台詞を言われるのが一番怖かった。。
「はい」
それしか言葉がでてこない