もう1時間はたったかも知れない







車はどんどん山の方へ向かってく






アタシ達は口を開くこともなく周りの景色だけを見る





。。どこに向かってるんだろう








「もうすぐだから」






「はい」








車は明かりのついた家の前に停まる






「・・・ここは?」






「うちの事務所の別荘。。。みたいなもの




ここだったら誰にも見つかることないと思うから。





中に祐介いるよ


じゃあ。」







「あっ、中田さん!



。。。ありがとうございました」








中田さんは優しい顔でうなずいてそのまま来た道を帰って行った