「沙希〜今日拓ちゃんとご飯いくけど一緒にいかない?」





「うーん。。。やめとこっかな。ありがとう。楽しんできて」







うちに帰ったら高井さんにメールしてみよう










・・・アタシは彼女





駅のホームにも大きな映画のポスターが貼ってある





ここにいるのが高井さんの彼女なんて誰1人知らない




20才くらいの女の子達がポスターの前に群がる






その光景を後ろから見ながら



またメールする勇気がなくす






アタシが付き合っている人はすごい人





改めて考えるとまた溜息がでる






溜息の数だけ幸せが逃げるなら確実に幸せは残ってない