私の目の前には血まみれの女性


「‥た‥すけ‥」


女性は何かを言っていた


しかしそれを聞かずに私は
一心不乱に今まで下がっていた階段を
上がりだした


「たす‥け‥」


「嫌だ!
来ないで!」


女の人は追いかけてくる
私は恐怖でどうにかなりそうだった