(逃げてきちゃった…蒼汰心配してるかな)


蒼汰に振られるのが怖くて逃げたのに、どうしても蒼汰のことを考えてしまう


「私は蒼汰が好きなんだー」


自分の部屋で叫ぶ

部屋から蒼汰の家の方を見た


「あっ…」


蒼汰と目が合ってしまった


蒼汰がそっちにいっていいかと目で訴えてくる


私は軽く縦に首を振る




蒼汰が部屋に入ってきた