いつものあぜ道を歩く


朝のことを聞きたい
でも怖い

(もしも別れようとか言われたら…)

いつの間にか私の目から涙が溢れ出していた


「美咲?」


「…なんでもない」

「なんでもない、じゃないだろ」


「だから、なんでもないの!ごめん、先帰るね。」


私は走って家に向かった

涙がボロボロ出てくる


(蒼汰のこと大好きなのに)