「だって、せっかく赤いのが取れてしかも好きな人に取ってもらえた。だから、青いのをあたしが取って、ペアで持ちたいなって思ったんだけど・・・・。」 胸元で、キュッと兎を握り俯く。 「ぺ・・・あ?」 「恥ずかしいから・・・言いたくなかったのに・・・・。」 髪から見える、耳まで赤い小悪魔ちゃん。 「あ、あの。俺も欲しいな。取って・・・・?」 「うんっ!!」 もう、お見事!としか言いようがないですね。