「よし!書類まとめ始めますか」
ゆりを部屋に運んで気合いを入れた。
体育祭近いから書類多いんですけど。
「まだ起きてるんですか?あずささん」
「あ、うん。明日生徒会長集会だから書類まとめしてるの」
「体育祭近いし忙しそうですね」
「うん。多分泊まり」
「SSクラス強制生徒会制度はきついですよね」
「ほんとだよ。生徒会長疲れるし」
今淳一が言ったとおり私たちSSクラスは強制的に生徒会にならされる。
ちなみに役職。
私、会長
淳一、副会長
ゆり、書記
夕輝、会計
春菜、生徒会長補佐
佳祐、副会長補佐
補佐は会長と副会長のために先に手を打っといてくれる。
「あ、言う事があったの忘れてました。転入生が来るらしいですよ。でも少し厄介なんです。魔法の事とか星学の事も全然知らないから誰か教育係りになってほしいそうです」
「マジか。いつ来るの?」
「明日です」
「それ誰にいつ聞かされた?」
「さっきです。理事長に」