「ちょっ、いい加減辞めてくださいってば!」

頭を守ろうと距離をとる。


「ご主人様を睨むようなペットには躾が必要だろ?」

そして、ニヤリと笑う船長さん。



「ごめんなさいもうしません躾もいりません。」

寒気がして平謝りすると、船長さんちぇっ、と舌打ちを漏らして叩くのを辞めてくださりました。



「おい。」


「…なっ、なんでございましょう!?」


恐怖のあまり変な言葉使いになってしまった私を変な目で見たまま船長さんは続けた。







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