「.........。」

徹夜の勉強とテストが終わった
うちは死にかけだった。
頭から煙が出てると言ってもいい。プシューって煙が出てる感じ。

「...桜恋、がんばったね」

あっくんは小さい声でそう言って頭を撫でてくれた。
嬉しかった。
顔が熱くなるのを実感できる
身体が軽くなってほわほわした感じになる...

「おーぃ、お前等ー旅行の
打ち合わせするぞー」

がくとの声と共に扉が開いた
あっくんはうちの頭に置いてた手をサッとのけた。

「...?」

どうしたんだろ、あっくん
いつもならこんな事しないのに