「ひとつ聞いていい?その人の名前・・・なんていうの?」

  『・・・流音』

 「私と似てるんだ・・・」


 『ごめんな・・秘密はなしっていったのに・・・』

 「無理に忘れなくていいから・・・その人のことまだ好きでいていいから・・」


 『いや・・・俺は、瑠菜を愛している。流音はもういないんだ』

 「私も愛してるから。」


 悠斗は、私にネックレスをつけた。


  「俺と、ずっと一緒にいてください。」