席に座ってケータイをイジってたら
「ねぇねぇ、金髪綺麗だね!」

いきなり話掛けられてびっくりして
前の子をみると

あたしの顔をみてニコニコしてた。
「えっ?あたしのコト怖くないの?」
「なんで?綺麗じゃん。
 あ。あたし桐谷ナナ。よろしくね?
 ルアちゃん。」

「あ。よろしく。ルアでいいよ。

これが親友になる、ナナとの出会いだった。

ナナは茶髪でやっぱり他の子と一目置かれてる
子だった。

「ルアはメイハ達しってる?」

「…メイハ?誰?」
「知らないの?ここらじゃ有名な
 金蝶の幹部だよ。」

き…金蝶の幹部!?

「あ。そーなんだ…。」