それを和らげてくれるのは、
皮肉にもあいつが貸してくれた
大きいシャツ。
麻姫からはこんなメールが届いた。
『三浦くんとか理系クラスの男子が、停学になったみたい…。すみれ、大丈夫だよね?』
停学…。
原因はあたしのことではなく、日頃の素行の悪さと暴力団との関わりが学校にバレたらしかった。
安心と言えば、安心だけど…。
煮え切らない思いでいっぱいだった。
遼は、本当にただの遊びだったの…?
まだ友達でいたい、なんてあたしは馬鹿すぎるのかもしれない。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…