そして、私が半ば拗ねてるうちに5分がたった。




「じゃあ、種目呼んでいくから決めたものに立て。じゃあまず、100m走」



ガタッ


へぇ。実彩子、100m走にでるんだぁー


足はやいからね。合ってると思う。



「次--借り物競走」


よし。今度は私だ。


ガタッ


私が立つと、なぜか湊が不思議そうな顔をした。



ん??どうしてだろ。あとで聞いてみよー