ガタッ いきなり鳴った音にびっくりして、ふり返ると・・・・ 実彩子が私にむかって、黒板消しを投げようとしていた。 「キャッ」 私は、咄嗟にかがんだ。 でも、黒板消しがふってこない。 不思議に思って上をむくと------ 「みなとぉー/////」 投げつけようとしていた実彩子の手を、つかんでいた。