兄が6年に上がる春『越境通学』の届けが出された
兄はおばあちゃんの家から小学校に通うことを決めたらしい

私はまた、一人になった。
兄は桜の木の下で私に言ったんだ

「ごめんな〜耐えられなかった」

私は兄に会うために2年生になると同時に学校に行ったのに誤られて傷付いていた。