「ぃやっ!離して!!」

「動くんじゃねぇよ!誰がここまで
育てたと思ってるんだ!」

「やぁ!!」

乱暴に脱がされる服をなんとか止めようとした。
でも、男の力に敵わない。

抵抗すれば、暴力をふられる。
口の中に広がる鉄の味がする。

バキッ!

「ぅう……いやぁああ!誰か助けてっ!」

「黙れ!いいか!?お前は生きていちゃ
いけねぇ人間なんだ!

俺がお前を殺してもいいんぞ!?
それが、嫌なら、大人しく俺に抱かれろ」

「っっ!」

私は、抵抗するのを止めた。
おじさんに言ってもまた、同じことをされる。
また、暴力を振られる。
涙と、唇を強く噛みしめ
早く終われと祈ることしかできなかった。


私の初めてがこんなやつに
とられるなんてっ

力もない私は自分を攻めた。

「ハァハァ…捺衣…お前は、俺の道具だ。
助けてほしいなら
好きなだけ叫べばいい

たが、できないだろ
こんな自分をみられるんだぞっハァハァ」


「っ!くっ」