*** 「---っ」 お約束だよね。 妙に冷めた感情と、 二日酔いの頭痛が私を襲う。 いつもの見慣れたベッドの上。 隣にはーー いつもと違う男。 ナギサが気持ちよさそうに寝ていた。 私は 下着はつけていなくて、 かろうじて シャツを羽織っているだけだった。 はぁ。 やっちゃった…