『ああもう…。なんでこんなに可愛いの?…こんな仕草や表情、今まで側で見れなかったのがすげー悔しいよ。』







頬を抑えてた私の手を優しく掴み少し屈んで目線を合わせてくる。






『俺以外の男に、そういう顔見せないでね?俺だけにしか見せないで…。約束…ね?』







正直自分が今、どんな顔してるのかわからない。





けど、ドキドキしたり赤くなったりするのは、純君だからなんだよ。





「うん。純君にしかドキドキしないもん。だから…大丈夫だよ?」





そう答えた私に満足そうな笑みを浮かべて、





『約束のしるしちょうだいね。』





チュッ





軽い音を立てて私にキスをした。





「!!…じゅ、純君っいきなりはこ、困るよ!」







ドキドキを越えて心臓がバクバクしちゃってるじゃない!