「美緒…」


急に私の名前を桜木は呼ぶ…

ドキ…


低くも高くもない声で名前を呼ばれると鼓動が早くなる。


「な…なに?」

「ただ呼んでみただけ」


なによ!それ…


「…っん!…」


不意を突かれ口をふさがれた。


「ベッドに移動な?」


え…
なにするの…
え…