「…だめ…かな?」


ん?
階段のほうから話し声が聞こえた。


私はそっと顔をのぞかせた。


あ…
そこにいたのは、希実ちゃんと桜木。


「明日暇でしょ?遊ぼうよ」

「ごめん、無理…」


どうやら希実ちゃんは桜木を遊びに誘っているみたい。


「お!美緒」


私に気づいた桜木が私に声を掛ける。

最悪…