「え・・・何が?」

「鈍感美愛っ、あんたがこれに出て優勝すれば名前が知れ渡る。イコールあの人にも知ってもらえるチャンスって事だよ!」

なるほど~、でも私なんかが美少女コンテストで優勝なんて絶対無理だよ

「今の美愛なら絶対大丈夫だから!うちらがもっともっと可愛くしてあげるからこれに出なさいっ」

ポスターの下に紙があり、そこに名前を書き入れた人が参加できてその上には参加事項がずらーっと書いてあったが菜々ちゃんは一文字も読むことなく私の名前をササッと書いて振り返った

「よ~し絶対優勝取ったるうううううう」


周りにいた生徒はみんな目が点になっている

その中にいたある生徒は笑っていた