待っててもしゃーないな。

-よし!

LIVEハウスを出ようとした時、

突然手を掴まれた。

-よし!じゃねえよ。濡れんぞ?

ん?どっかで聞いた声。
見上げて見ると、

-せんせい!?

そこには私の好きな人が立っていた。

-これでとっとと帰れ。
返したりしなくていいからな。

-でも、。

-気をつけてな。

先生は開いた傘を私に持たせ、
背中を押して私を外にだした。