夜7時。

小学生のあたしにとっては
一人では怖いと思うような時間だった。
家から
結構離れた人のいない公園に来た。

ベンチでうずくまっていた。

そのとき私の横に
ふわふわしたあったかいものが
よりそってきた。

こわい!っておもって
とっさには動けなかった
私は恐る恐る顔をあげた。