休み時間。勇気を振り絞って鈴斗の所へと行った。




「あの…鈴斗…だよね…」

「え?はっ?なんで知ってんの!?」

理由!?そんな…覚えてなさそうだしな…

「あ、のさ、私の事…知らないよね?」

一か八か…

覚えてなかったらどうしよう!

「ごめん。誰?恋歌…だっけ?」

「うん…」


覚えてない…

凄くショックだった。

また、好きだよって言ってもらえると思ったのに…

好きだよって言ってあげれると思ったのに…


私はその場で泣き崩れた。