「おい、コイツ なかなか別嬪じゃねぇか」 「ああ。 どのみち殺すつもりだったが どうせならお互い イイ思いしてからの方がいいよな」 なぁ姉ちゃん?と 厳つい顔を近づけられる。 うるさいな。 どう反応しようが結果は同じなんだろ。 ぎゅっと目を瞑ると 浪士共のいやらしい笑い声が 聴こえてくる。 どうせ私の人生。 こんなもんだよ………。