学校からの帰り道。

誰とも視線を合わさず、ただ前だけを見つめてひたすら足を運ぶ。

もうずっと。

10年以上繰り返してきた日々。

何も思わない、感じない。

そう。

誰とも関わらなければ傷つくこともないから。