ギシっ






ジェラルド先生は優しく私をベッドに降ろし




自分も私のすぐそばに座った




「・・・キミはいつも、ボクを説得させるのがうまいですよね」





そう言って、メガネをはずして、私の頬を撫でる





「そうですかねっ・・・?/////」




「はい、うまいですよ・・・



はじめと初めて会って、英語を教えてほしいって言われた時も、





課外授業と言って、デートに誘われた時も、






・・・メアリー先生のことを話した時も、





祥子の時も、旅行の時も、




・・・・はじめには、敵いません・・・」






そう言って、私の唇に軽くキスをした