「着いたよ。ここ!」




「うわぁ~。おもいっきり夏稀カフェじゃん」




「なによ優愛。夏稀カフェって。ここは“カフェラズベリー”だよ」




「ずいぶんと乙女チックなカフェの名前だね」




「そうだよ。だって女子がいっぱい入るようにっておねえが作ったんだもん」




「はっ!?ってことはここ夏稀のお姉さんのカフェ!?」





「そうだよ。りっちゃんそんなに驚かなくても」






「だって。夏稀のお姉さんって・・・・・・」






「どうしたの?あたし夏稀のお姉さんしらないんだけど」





「おねえはね、めっちゃいい人なんだよ。あたしの自慢のおねえなんだ。あっ夏稀におねえ2人いるんだけどね、2番目のおねえのカフェなんだ」





「へぇ~そうなんだ」




「優愛。夏稀のおねえさん覚悟しとくんだよ」






「覚悟?なんで?」






「それははいったらわかる」