「現場での判断は全てお前に任せる。災害救助の任務にあたれ。」
「はっ!」
聖は気持ちを引き締め勢い良く立ち上がり返事をした。
任務の危険度が一番高いことなど百も承知だ、それだけ重要な任務を与えられたことに誇りを持って命を受けとめた。
願って居座ったこの国の役に立てるということは喜ばしいことだと聖は微笑んだ。
「黒大寺か。しっかり名前言われるんは…どうも気色悪いわ。」
直轄部隊は国王であるカルサ直々に指揮を執る部隊、カルサは少数しかいないこの部隊を城に置くことに決めた。
どうにもならない最終手段として、他の部隊の頼みの綱として直轄部隊という存在を十分に活用する。
死に直結するかもしれない事態にも当たり前のように出動する、そんな存在として設定することに決めたのだ。
重い決断をしたカルサを労わるように軽い発言をして頭を掻く聖にカルサも少し力を抜いた。
「こくだいじ、発音が難しいな。」
カルサが乗ってきたことに聖は微笑んだ。
彼の名前を口にすることで聖がこの国の者でないことが分かる。
カルサはふと頭の中に火の力の持ち主が浮かんだ。
「はっ!」
聖は気持ちを引き締め勢い良く立ち上がり返事をした。
任務の危険度が一番高いことなど百も承知だ、それだけ重要な任務を与えられたことに誇りを持って命を受けとめた。
願って居座ったこの国の役に立てるということは喜ばしいことだと聖は微笑んだ。
「黒大寺か。しっかり名前言われるんは…どうも気色悪いわ。」
直轄部隊は国王であるカルサ直々に指揮を執る部隊、カルサは少数しかいないこの部隊を城に置くことに決めた。
どうにもならない最終手段として、他の部隊の頼みの綱として直轄部隊という存在を十分に活用する。
死に直結するかもしれない事態にも当たり前のように出動する、そんな存在として設定することに決めたのだ。
重い決断をしたカルサを労わるように軽い発言をして頭を掻く聖にカルサも少し力を抜いた。
「こくだいじ、発音が難しいな。」
カルサが乗ってきたことに聖は微笑んだ。
彼の名前を口にすることで聖がこの国の者でないことが分かる。
カルサはふと頭の中に火の力の持ち主が浮かんだ。