「ひっく…どうして…」

泣いたの何て何年ぶりだろうか。

誰か助けて。あたしを…助けて。

プルル。

「…瞬斗君?」

瞬斗なら聞いてくれるだろうか。

嫌な顔せず…

「はい…」

「千架?お前泣いてるのか?」

「グス…」

「今どこだ?」

「駅前の公園」

「すぐ行く」