「紗月はずっと一途だったよね~。

この恋は絶対叶わないよって何度も

言ったのに、ずっと大好きだった」



「一目ぼれだったんだ・・・」



私が初めてあの人を知ったのは、



みんなが噂をしてたから。



当然、私も気になって、



バスケをするところを見に行った。



あの時の光景は今でも覚えている。



シュートを何度も入れてた。



でも、一番印象に残っているのは、



あの人が友達と喜んでいる“笑顔”だった。