父も母も私に何か期待もしてなかったし失望もしてなかったようだった。




キャバクラ嬢になろうと思ったのは、そういう平凡な自分自身が嫌だったのが強かった。




しかし、面接は、通ったが接客と言う経験が全く無く、色々有り私は、首になった。




だいたい、最初に付いた若いお客さんは、暗い顔で私にこう言ったのだ。




「お姉さんに、内緒で言うけど、俺さあ女の子のパンツが好きで今でも集めてるんだよ。」





私は、びっくりしたが、集める事に罪はないと思い聞いた。



「買うのかな?」




そしたら若い男は、ニヤリと笑い言い返した。




「買わないよ。

盗むんだよ。お姉さんは、こういう所で働いてるって事は、子供じゃないね。

女って感じがすると駄目なんだよね。」



「え!?じゃ幾つくらいのを盗むのかな?」




私は、顔をひきつらせながら聞いた。




「最高でも高校生だよ。ベストは、中学生から小学生の間かな。

生理が始まるからね。

ほらこれは、今日盗んで来たんだよ。」