『やったー!お父さんプリキュアの新しいお人形が欲しいなあ。』




『プリキュアか~こないだまでアンパンマンだったのが、ハスミも大人になったなぁ。』




『そうよ。お父さんもうすっかり大人よ。

処女じゃないし、こんな所でスクワットやってるよ。

私の人生こんなはずじゃなかった気がするよ。』




「ハスミ!!お前は、さっきから何を言ってんだ!?

処女じゃないのか?

そりゃお前の勝手だが今後は、処女って事にしとけよ。

イメージの問題だからな。」




私の妄想は、山尾の大声で止められた。



しまった!妄想を口に出してたらしい。



「山尾さんこの女の子ちょっと変わってるけど、可愛いじゃない?

覆面レスラーにしない方が、お客さん来るんじゃないのかな?

まぁ俺が、プロレスに口を出すのも変だし覆面とコスチュームにうちのロゴマーク入れてくれたらいいんだけどね。」




「白石さん、覆面は、戦略だから、いずれ取りますよ。

と言うか、取られます。」




「そうなんだ。

それなら最初から覆面無くて良くないのかな?」