前に出るミスター金に中山も応戦のパンチを打つがミスター金の方が優勢に見えた。
中山は、距離を詰められすぎてる為にバックステップで後ろに下がりローキックを打ちこんだ。
強烈なローキックの為にミスター金は再び身体を崩しかけたが、それでも前に出ながらパンチを打っていった。
ミスター金の頭には、ローキックを切るとか避ける気がないように見えるが、何発も貰っているとヤバイなと思った。
観客からは、どよめきと拍手が起こった。
ミスター金のタフさと前に出る姿に驚いているのだろう。
中山は、ガードをしていたが時々ボディにパンチを貰っている。
ゴングが、鳴った。
最初の五分が、終わったのだ。