九州力からの連絡から、三日後のスポーツ新聞には、真日本対心日本シュートマッチで対抗戦!!と出た。


負けたら解散どうするスーパー山尾!?


アントンこれに対して激怒!!


九州力対アントンまたも軋轢か!?


様々な、見出しが出ていた。


それを見ながら山尾は、笑いながら呟いた。


「アントン出てこい。」


私達は、ひたすらトレーニングに励んだ。


高橋君と玉田と私は、ボクシングジムにも行き打撃の練習をした。


玉田とは、前の件からあまり口を聞かなかったが、特にお互い気にしてなかった。



ボボさんは、柔術の道場に行ってるようだったが、暗すぎていまいち分からないのだ。



山尾とミスター金は、トレーニングをしていたが皆と同じ時間を過ごすのは少なく謎めいていたが、身体つきは、更に変わって来ていたので、何処かでトレーニングしているのだろうと考えられた。



プロレス的な身体は、魅せる身体だが格闘技の身体は、実践の身体だと高橋君は言う。



私は、高橋君なら魅せる身体も実践の身体もOKなのにね。