「こちらこそ。ぁ、ウチはメグミちゃんと一個しか違わないから、そんな固くなくていいよ?」

「あの。汐音先輩って呼んでもいいですか?」

汐音さんはちーちゃんの言葉に笑顔でうなずいた。

「もちろんよ。」

ということで、あたしも汐音先輩って呼ぶことにした。

「顔合わせは終わった?」

「社長!」

いつの間にか社長が背後に立っていたみたい。。。

「汐音、今回はfreshの曲作りも頼みたいの。歌詞は千鶴が考えるから。」

「いいですよ。」

にこっと笑う汐音先輩は、声も綺麗だった。

「じゃぁ、千鶴ちゃん、さっそくはじめようか。」

ちーちゃんは顔を真っ赤いして頷いた。

「はいっ!!」