ちーちゃんが後ろから歩いてきた。

「いいよ、中村さんは柊花を守っただけでしょう。」

「でもひどいこと言ったわ。」

「うちらもひどいこと言ったからお互い様!!」

なんかこのクラス最高じゃん。

「じゃあ、中村さんじゃなくて、名前で呼んで?」

「じゃぁ、千鶴?」

「何?」

ちーちゃんはなんだかすごく嬉しそうだった。

「ちーちゃん、このクラスでよかったね。」

「そうね。」

あたしは、学校がどんどんと好きになっていった。

楽しくて仕方なかった。

でも、そう思えたのは1週間だけだった。。。